僕も丹波うどの産地へ
- 2011/03/06
- 16:10
こんにちは!!
昨日、朝一で小林君が幻と言われる「丹波うど」を仕入れて来てくれて、作り方などを聞いている内に僕もどうしても丹波うどを育てている所を見たくなり、今朝森岩さんの所に見に行ってきました。
昨日仕入れさせて頂いた分は、即日完売となりましたので、本日分の仕入れも兼ねてですが♪

丹波うどは、東京を中心とした関東のうどとは違い、代々苗を継ぎ足して現在まで残ってるそうです。
また、森岩さんのお父様の代の時に、余りにも丹波うどが高価でお客様が少ない為、森岩さん以外の丹波うど農家さんは、栽培を辞めてしまわれたそうです。
森岩さんの代になっても森岩さん一人でしたが、昨今の無農薬ブームや、こだわりの逸品を求めるお客様が増えてきた事で、2件の農家さんが、森岩さんの苗を分けてもらい、栽培されているそうです。
現在は、森岩さん含め本物の丹波うどは、3名だけであるとの事です。

昔は、藁ぶき屋根の小屋で育てておられたのですが、昨今の異常気象で、藁小屋も持たないので、ビニールハウスに光を遮る射光シートで囲い育てておられます。
丹波うどは、非常に手がかかる野菜だそうで、この春時期は、刈るだけですが、それまでに、株を日の当たる畑に移し、株を大きくし、苗作りをされます。
また、丹波うどは、軟弱野菜なので、光があたると食味が落ちてしまう為、前述のビニールハウスの中でも、藁を一面に覆いかぶせて育てます。
その苗に被せる藁も現在は、お米を刈るときにコンバインなどの機械を使うので、中々良質の藁が手に入らないので、森岩さん自身でお米を育てて藁を収穫し、足りない分は、御宮などでしめ縄等に使われる藁を頂くそうです。
森岩さんはおっしゃいました。
「丹波うどだけで生活をするのは全く無理だし、一年を通して手のかかる丹波うどは、価格は非常に高価になる。」
僕もうど栽培自体見たのは初めてだったし、代々苗を引き継いで育てられた丹波うどに何か少し感動を覚えました。
育て方はかなり詳しくお聞きしましたが、一つ一つに途方も無い時間を要する事に驚き、敬服しました。
もちろん、農薬などは一切使用されておりません。
幻と言われる丹波うど、名前は聞いた事がありましたが、最近まで、森岩さんしか育てておられなかったし、年間2000本しか出せない、その上、価格が非常に高価なので、市場にも出荷せず、大昔からのお得意様(個人)のみに販売されていたので、幻を呼ばれるのも頷けます。
現在、小売店や、飲食店、青果卸に出されている所は、一件も無く、今回の小林君が執念で森岩さんにお会いさせて頂いた事により、八百義のみで販売している事になります。(直売所には、一部置いているそうなので悪しからず。)
そんなこんなでハウスの中で丹波うどについてお話をお聞きした後、森岩さんの家にお邪魔し、奥様の丹波うど料理を頂きました。
森岩さんのお家でまず目に入ったのが、掛け軸です。

ある京都市内の有名なお寺の和尚さんに欲しいと言われたのでお売りしたら、後に、この掛け軸を頂いたそうです。
岩森さんも何と書いてあるのか判らないそうですが、かなり良い雰囲気の掛け軸でした。

奥様特性の丹波うどのすき焼き風煮です。
もっと筋っぽいのかと思っておりましたが、筋っぽさも皆無で、しっかりすき焼き風のダシが染みてておいしかったです♪

丹波うどの酢漬けです。
優しい丹波うどの香りがして本当に美味しかったです!!!
ビールよりも日本酒に合いますねぇ?とお話してたら笑っておられました。
非常に上品な味で、一気に大量に食べるでは無く、少しずつ春の訪れを感じながら食べる本当に上品な味と香りでした。
正直、うどがこんなに美味しいと感じた事はありませんでした。

玄関には、岩森さんのお父様の代に京都府から認定された農の匠の認定状を見せて頂きました。
そんなこんなで、岩森さんとお別れし、店に採りたて刈りたての丹波うどを八百義に持って帰りました。
色々な農家さんの所に今までお邪魔しましたが、栽培する人が少ないや、手がかかる、だけど、代々続いているので、自分の代で絶やすのは絶対に嫌だ!!と信念や、少しの寂しさを一番感じた農家さんでした。
このまま、幻としてでも続いて欲しいなぁと強く思いました。
昨日、朝一で小林君が幻と言われる「丹波うど」を仕入れて来てくれて、作り方などを聞いている内に僕もどうしても丹波うどを育てている所を見たくなり、今朝森岩さんの所に見に行ってきました。
昨日仕入れさせて頂いた分は、即日完売となりましたので、本日分の仕入れも兼ねてですが♪

丹波うどは、東京を中心とした関東のうどとは違い、代々苗を継ぎ足して現在まで残ってるそうです。
また、森岩さんのお父様の代の時に、余りにも丹波うどが高価でお客様が少ない為、森岩さん以外の丹波うど農家さんは、栽培を辞めてしまわれたそうです。
森岩さんの代になっても森岩さん一人でしたが、昨今の無農薬ブームや、こだわりの逸品を求めるお客様が増えてきた事で、2件の農家さんが、森岩さんの苗を分けてもらい、栽培されているそうです。
現在は、森岩さん含め本物の丹波うどは、3名だけであるとの事です。

昔は、藁ぶき屋根の小屋で育てておられたのですが、昨今の異常気象で、藁小屋も持たないので、ビニールハウスに光を遮る射光シートで囲い育てておられます。
丹波うどは、非常に手がかかる野菜だそうで、この春時期は、刈るだけですが、それまでに、株を日の当たる畑に移し、株を大きくし、苗作りをされます。
また、丹波うどは、軟弱野菜なので、光があたると食味が落ちてしまう為、前述のビニールハウスの中でも、藁を一面に覆いかぶせて育てます。
その苗に被せる藁も現在は、お米を刈るときにコンバインなどの機械を使うので、中々良質の藁が手に入らないので、森岩さん自身でお米を育てて藁を収穫し、足りない分は、御宮などでしめ縄等に使われる藁を頂くそうです。
森岩さんはおっしゃいました。
「丹波うどだけで生活をするのは全く無理だし、一年を通して手のかかる丹波うどは、価格は非常に高価になる。」
僕もうど栽培自体見たのは初めてだったし、代々苗を引き継いで育てられた丹波うどに何か少し感動を覚えました。
育て方はかなり詳しくお聞きしましたが、一つ一つに途方も無い時間を要する事に驚き、敬服しました。
もちろん、農薬などは一切使用されておりません。
幻と言われる丹波うど、名前は聞いた事がありましたが、最近まで、森岩さんしか育てておられなかったし、年間2000本しか出せない、その上、価格が非常に高価なので、市場にも出荷せず、大昔からのお得意様(個人)のみに販売されていたので、幻を呼ばれるのも頷けます。
現在、小売店や、飲食店、青果卸に出されている所は、一件も無く、今回の小林君が執念で森岩さんにお会いさせて頂いた事により、八百義のみで販売している事になります。(直売所には、一部置いているそうなので悪しからず。)
そんなこんなでハウスの中で丹波うどについてお話をお聞きした後、森岩さんの家にお邪魔し、奥様の丹波うど料理を頂きました。
森岩さんのお家でまず目に入ったのが、掛け軸です。

ある京都市内の有名なお寺の和尚さんに欲しいと言われたのでお売りしたら、後に、この掛け軸を頂いたそうです。
岩森さんも何と書いてあるのか判らないそうですが、かなり良い雰囲気の掛け軸でした。

奥様特性の丹波うどのすき焼き風煮です。
もっと筋っぽいのかと思っておりましたが、筋っぽさも皆無で、しっかりすき焼き風のダシが染みてておいしかったです♪

丹波うどの酢漬けです。
優しい丹波うどの香りがして本当に美味しかったです!!!
ビールよりも日本酒に合いますねぇ?とお話してたら笑っておられました。
非常に上品な味で、一気に大量に食べるでは無く、少しずつ春の訪れを感じながら食べる本当に上品な味と香りでした。
正直、うどがこんなに美味しいと感じた事はありませんでした。

玄関には、岩森さんのお父様の代に京都府から認定された農の匠の認定状を見せて頂きました。
そんなこんなで、岩森さんとお別れし、店に採りたて刈りたての丹波うどを八百義に持って帰りました。
色々な農家さんの所に今までお邪魔しましたが、栽培する人が少ないや、手がかかる、だけど、代々続いているので、自分の代で絶やすのは絶対に嫌だ!!と信念や、少しの寂しさを一番感じた農家さんでした。
このまま、幻としてでも続いて欲しいなぁと強く思いました。